ルイヴィトンの型番と製造番号の違いについて

今や主流になったフリマアプリやオークションサイトなどで

欲しいアイテムを調べてみると、こんな刻印…

よく見かけますよね^ ^

製品説明や画像でも出てくるこの番号‥

そんな疑問を解説していきます。

今回は、ブランド品を代表する　ルイ・ヴィトンについてお伝えします。

ルイ・ヴィトンの製造番号（シリアル）ってなに？

ルイ・ヴィトンの製品には、アルファベットと数字４桁で構成された６桁（⚠︎例外あり）で表記されています

この番号の羅列で、「どこの国の工場でどの時期に作られたか」が分かります

ただしこれは、公式にルイ・ヴィトンが発表しているものではなく、製品管理上割り振った番号なのです

1980年代頃より、コピー品対策として刻印、印字が始まりました。

製品ひとつひとつの「個体番号」ではなく、「製造番号」であるため、

同じ時期、同じ場所（工場）で製造された物には、同じ製造番号（シリアルナンバー）が刻印、印字されています

ですので、全く同じシリアルナンバーが別の製品で存在するという事もあるのです

製造番号（シリアルナンバー）はどこにある？

ルイ・ヴィトンの製品には、バッグやポーチ、財布や鞄など数多くのラインナップがあります

もともとシリアルナンバーは、ユーザーの為に打刻されているのではない為、分かりにくい位置や見つけにくい場所にあるものもあります。

基本的に、外から見えない場所に刻印されている為、製品によってそれぞれの位置が異なり

と、不安になられている方、いらっしゃいますよね。

例えばお財布の場合、ポケットの内側の角の方、縫い目のすれすれの部分に印字されています。

カバンなどには、ポケット内側のタグの裏側などにあったりします。

お手持ちのルイ・ヴィトン製品や、お買い求めの際に、ぜひ見てみてくださいね。

型番とはどう違う？

型番とは、〈型〉ごとに分けて付けた〈番号〉の事で、商品の管理を容易にする為に付けられた、ブランド品のみならず様々なアイテムにある数字です。

製品自体のシリーズやサイズの違うものを確認したり、アイテム名を特定するためにあります。

製造番号（シリアルナンバー）と似ていて、アルファベットと数字の羅列で表記していることから、どう違うのかよく分からなくなりそうですが、商品を見分けるためにはこの型番が重要な意味を持ちます。

公式サイトや、買取専門店などにお問い合わせの際に確認できます。

では、どんな番号かというと、

MやNで始まるアルファベットに５桁の数字が並んでいます。

アルファベット１文字＋数字５桁

「M４２３５１」のように表記されます。

そして、この型番は、製品自体にはどこを探しても見当たりませんのでご注意ください。

刻印がないと偽物？

どこを探しても、所定の場所に刻印がないと偽物？と思いますよね^^;

しかし、刻印がない本物、あるんです。

製造初期のものには、刻印ではなく印字されていた為に、ただ経年劣化したことによって

消えていってしまうものもあるのです。

キーホルダーやキーリングにも、シリアルナンバーは打刻されていますが、擦れて見えなくなった場合もあります。

あとは、職人の手で一つずつ作られているので、

単純に刻印し忘れた、なんていう最初から刻印が無い、ある意味レアな製品も存在します。

まとめ

型番とは、MやNなどから始まる６桁（例外あり）で、製品モデルを表すものです。

製造番号（シリアルナンバー）は、アルファベット２文字＋４桁の数字　で、製造された年式を表すものです。

刻印されているものは、製造番号【シリアルナンバー】なので、型番が入っているものは存在しません。

購入したり売却したりする際にも、この２つの違いや意味が分かっていれば、類似品を購入してしまうリスクも避けられますね^^

お目当ての製品や、もうすでに愛用しているお品があれば、ぜひチェックしてみてください